みなさん、ポテトチップスはお好きですか?
ポテトチップスといえば子どもから大人まで大好きなおやつですよね!
日本人なら誰もが知っている「カルビーポテトチップス」は北海道小清水町が発祥の地だと言われています。
また、カルビーで使うじゃがいもの70%は北海道産でできており、北海道・道東・オホーツク圏にはカルビーの支所が7か所、オホーツク圏には小清水支所を構えています。
今回はカルビーポテトチップスと小清水町の深い関係について紹介していきます!
【目次】
カルビーポテトチップスは北海道小清水町が発祥の地
なぜ、カルビーポテトチップスの発祥の地が北海道小清水町だと言われているのでしょうか。
カルビーポテトチップスは、発売された1975年に小清水町の工場で製造され、全国に出荷されていました。
というのも、もともとあみ印の製造ラインを増強するため小清水町の工場が使われていたのですが、
頓挫したところをカルビーが買収したという背景があり、その後カルビーポテトチップスの製造がスタートしました。
小清水町でカルビーポテトチップスの製造が始まったことから、今では小清水町が「カルビーポテトチップスの発祥の地」として知られるようになったのです。
小清水町の地域特性について
画像引用:北海道小清水町ホームページ
小清水町は北海道の東北部、北はオホーツク海に面した自然豊かな農業の町。
気候環境は年間を通して降水量が少なく、日照率の高さは全国でも有数と言われています。
また、北海道というと「雪」を連想しますが、小清水町は雪が少ない地域です。
降雪が少ない分、季節風による地吹雪がとても強く冬になると凍雪であたり一面覆われます。
小清水町のじゃがいも畑の土質
画像引用:北海道小清水町ホームページ
じゃがいもを育てる上で重要な土は、火山灰の土壌でサラサラとした土質が特徴です。
じゃがいもの品質を守るためには、できるだけトラクターでの作業回数を減らす必要があるのですが、サラサラしている小清水町の土だと風で培土が崩れ、2回の培土が必要になる場合があります。
そのため、近年試験的に実施されている植付同時培土も、この地域では半分の培土にしてみたり土質を見ながら工夫しています。
小清水町『じゃがいも街道』ってなに?
(画像引用:北海道HP|じゃがいも街道)
小清水町はじゃがいもの産地として知られていて、広大なじゃがいも畑の間をまっすぐ通る「じゃがいも街道」はこの町のシンボルロードとされています。
じゃがいも街道は、国道244号から小清水町の市街に通じる約5キロの直線町道です。
7月になると白やピンクのじゃがいもの花が一面に広がりバイクライダーたちにも人気のスポット!広大なじゃがいも畑の絶景は北海道を代表する景色とも言えます。
小清水町のじゃがいもの特徴とは
小清水町のじゃがいもですが実がホクホクでとっても甘くておいしいのが特徴です。
小清水町で作られた「ぽろしり」という品種のじゃがいもはカルビーに出荷されています。
ぽろしりはカルビーポテトがポテトチップスように初めて開発した品種で、病気に強く粒ぞろいが良いのが特徴。油であげるとさらに美味しさが増すので、まさにポテトチップスにぴったりの品種なのです!
ちなみに名前の「ぽろしり」はアイヌ語で「大きい山」という意味ですよ♪
画像引用:じゃがいもdiary|ぽろしり
写真のように大きくてじゃがいもの味がしっかり感じれる高品質なじゃがいもを作るためには土づくり畑づくりがとても重要。畑をつくる段階からじゃがいも作りは始まっています!
小清水町のぽろしり畑は、靴の裏側からでも分かるくらいふかふかの土でできています。
ちなみに小清水町のじゃがいもの収穫時期は、4月下旬から計画出荷に合わせて播種し、8月下旬から収穫スタート、10月下旬頃まで収穫することができます。
小清水町とコラボしたいろいろ商品
小清水町と深い関係があるカルビーポテトチップスは、過去にコラボ商品も発売しています!
普段見るカルビーポテトチップスよりも高級感のあるパッケージなので買って味を確かめたくなる商品です。
ここでは小清水町とカルビーポテトチップスのコラボ商品について紹介していきます♪
ポテトチップス北海道じゃがいもものがたり 小清水町×ぽろしり(うすしお味)
「ポテトチップス 北海道じゃがいも物語」とは2021年10月18日に数量限定で発売された生産地域とコラボした商品です。
現在は販売終了していますが、カルビーグループと契約生産者の約40年以上にわたるじゃがいも作りを伝えるために企画されました。
画像引用:グルメWatch
道内6地域の産地とコラボしており、小清水町の他に、剣淵町・美瑛町・帯広市・芽室町・常呂町のフレーバーが楽しめます。各地域の特徴を踏まえた品種を選定しているので素材の味がしっかりと味わえるポテトチップスシリーズです。
フレーバーは北海道バターしょうゆ味・のり塩パンチ・関西だししょうゆ・白しょうゆ・九州しょうゆ。
「数量限定」のレア商品なので次回発売の機会があればぜひ購入してみてくださいね♪
小清水町とのコラボは素材の味が最も引き立つうすしお味。
ぽろしり特有の甘さのあるじゃがいもと絶妙な塩加減が抜群のうすしお味は、一度食べだしたら止まりません!
小清水町100年記念PR商品に復刻版パッケージが発売
2018年、小清水町が開町し100年を迎えたことを記念して「カルビーポテトチップス復刻版 うすしお味」が販売されました。
画像引用:たびらい|ニュース
カルビー発売当初のパッケージで、内容量も当時と同じく90gになっています。
現在のカルビーポテトチップスうすしお味は60gが主流なので、発売当初の方は今より30g量が多かったんですね!
価格は179円、7万2000個限定、全店のセイコーマート販売されました。
いつかカルビーポテトチップスと小清水町のコラボ商品を食べてみたい!
小清水町はカルビー初のポテトチップス工場が稼働したことで、「カルビーポテトチップス発祥の地」として知られています。
今や知らない人はいないカルビーポテトチップスの原点は、北海道小清水町にありました。
いつかまたカルビーと小清水町とのコラボ商品が発売されたらゲットしてみたいです♪
2022年4月、北海道遠軽町にワーケーション施設がオープン!
小清水町から車で2時間ほどのところに位置する、北海道遠軽町に「ワーケーションオフィスENGARU」がオープンしました。いつもと違う環境で開放的に働いてみてはいかがでしょうか?
新しいアイデアや発想がうまれるかもしれません!
ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)