流れるように下垂させて咲く藤の花。
清らかで柔らかい印象を与える藤の花は古くから日本人の心を魅了し今もなお愛されています。
北海道遠軽町にある丸瀬布藤園(まるせっぷふじえん)は道内でも屈指の藤の名所です。
約200株もの藤が植えられており見頃になると紫やピンクの花が辺り一面に咲き誇ります♪
今回は丸瀬布藤園について紹介していきたいと思います。
香り高く美しい藤の花は疲れた心身を癒してくれますよ。
【目次】
藤の花とは？
藤は日本原産の花木です。
その美しさから女性に見立てられることの多い花で和歌や短歌でも主題とされる存在でした。
見頃は4月中旬から5月上旬
暖かくなると上の方から開花しはじめ、最盛期を迎えるゴールデンウィークには各所で藤の花にちなんだお祭りが開催されます。
ただ藤の花は雨風に弱く、強風が連日続くとつぼみごと散ってしまうため天気が不安定な年は早めに見に行くことがおすすめです。
花言葉は「優しさ」「歓迎」
垂れ下がる花の様子が【着物姿の女性がお辞儀してお客様を優しく歓迎している姿】に似ていることが由来だと言われています。
丸瀬布の高台に美しく広がる「まるせっぷ藤園」
画像：遠軽町
まるせっぷ藤園は遠軽町丸瀬布市街の高台に広がる藤の名所です。
弘政寺から平和山公園に続く総延長１キロメートルの藤棚に美しく花を咲かせます。
この藤棚が誕生したきっかけは、昭和20年弘政寺の住職が「町の名物になるものを作りたい！」と思い1本の藤の木を譲り受けたことがはじまりでその後歴代の住職によって苗木を増やし続けていきました。
長い年月と並々ならぬ努力と苦労の結果、現在は200株にまで増えて道内随一の藤園となっています。
空港から車で約２時間の「まるせっぷ藤園」
遠軽町丸瀬布にある「まるせっぷ藤園」では、弘政寺から平和山公園にかけて、約1kmにわたり続くおよそ200株の藤棚のトンネルを楽しむことができます。
園内には甘い藤の香りが漂い、風に揺れる藤の下をのんびりと歩いてリラックスすることができます。 pic.twitter.com/VuYS4ETrHd— 旭川空港【公式】 (@aapb_official) June 10, 2021
まるせっぷ藤園の開園時期
まるせっぷ藤園は毎年5月下旬～6月中旬に開園を迎えます。
満開の時期には薄紫の花と甘い香りに包まれ居心地が良い空間に。
現在は町民やボランティアによる整備で管理運営が行われており、花をつける6月初旬にはライトアップもされて道民や多くの観光客で賑わいます。
ちなみに藤の花の香には、筋肉の緊張をほぐす効果、痛みを和らげる効果、頭をすっきりさせる効果など体に嬉しい効果があると言われているので、お疲れ気味の方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
まるせっぷ藤園の詳細情報
【住所】：〒099-0206 北海道紋別郡遠軽町丸瀬布水谷町
【入場料】：無料
【施設】：駐車場無料、お手洗い有、売店・食堂無し（臨時店舗の営業あり）
【アクセス】：JR石北本線の丸瀬布駅から徒歩10分
【問い合わせ先】：丸瀬布支所0158-47-2213
毎年藤の時期に開催される「まるせっぷ藤まつり」
毎年6月の第１日曜日に開催される「まるせっぷ藤まつり」
藤の花が見頃になる時期にあわせてまるせっぷ藤園を舞台に開催されます。
弘政寺の会場では藤棚の下でお抹茶が振舞われたりミスふじ娘・ミセス藤レディの投票、フォトコンテントの開催、平和山公園の会場では郷土芸能「山彦太鼓」や遠軽高校の生徒による吹奏楽演奏、特別ゲストのお笑いステージ・歌謡ショーが行われ会場全体が盛り上がります。
そのほか丸瀬布の特産品が当たる抽選会や牛乳が無料配布されるイベントなど家族で楽しめる内容が盛りだくさんです。
まるせっぷ藤園に来たら道の駅にも寄ってみて♪
画像：道の駅公式ホームページ
国道333号沿いにある「道の駅まるせっぷ」
アカエゾマツをイメージして作られた大きな緑の三角屋根が目印です。
地元の木材をふんだんに使った館内はグランドピアノの自動演奏が美しい音色を響かせています。
この道の駅の自慢はコンサートホールにも使われるほどの音響の良さ。
館内を木材で統一していることと天井が吹き抜けとなっていることで音響効果が抜群なんです。
これまでにピアノやチェロ、ヴァイオリンなどのコンサートが開かれてきました。
クラッシックの音色に包まれる空間は心も体も癒されるので丸瀬布を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね。
遠軽町丸瀬布のワーケーション施設で自然に包まれながら仕事をしてみませんか？
遠軽町丸瀬布・白滝エリアに仕事と観光を兼ねて滞在できるワーケーション施設があります。
集会所だった町有施設を改装し、室内をシラカバで装飾。
快適に仕事ができるようにWi-Fiやコンセント、貸し出し用ノートパソコンを用意。
オンライン会議に適した個室も完備されています。
（いずれの設備も無料）
1964年に閉校した旧白滝小跡地にオープン。
１階はテレワークができるカフェ、２階は客室３部屋が完備されています。
道産素材にこだわった手作りのチーズケーキと自家焙煎コーヒーを味わいながら優雅に過ごすことができます。
一人でくつろぎながら仕事をしてもいいし、近くに「丸瀬布森林公園いこいの森」 があるので家族と訪れて楽しむこともできます。
目まぐるしい日々から抜け出し遠軽町の自然に包まれながらゆったりと仕事をしてみませんか♪
ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
（運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之）
