極寒のオホーツク海、その冷たい海底に広がる神秘的な生態系。
そんな寒冷地ならではの美しい海中世界に、世界初の氷海海中展望塔が佇んでいます。
“オホーツクタワー”
その名前だけでも旅情をそそります。
オホーツクタワー内にはあらゆる見どころが詰まっているのですが、その一角には手軽に楽しめるミニ水族館があります。
ミニ水族館では北海道のマスコット的存在<クリオネ>も見る事ができるのですが、その美しさに訪れる人は皆魅了されてしまうそうです。
ということで今回はオホーツクタワーをご紹介していきます。
みなさんもオホーツクタワーで氷の世界に潜むクリオネの美しさに触れてみませんか?
【目次】
紋別市の氷海展望塔「オホーツクタワー」について
画像引用:氷海展望塔 オホーツクタワー
今回ご紹介する氷海展望塔「オホーツクタワー」は、世界で唯一海中観測窓から流氷下の海中の様子を観察できる国内最大規模の自然体験・観測施設です。
オホーツクタワーには軽食を食べながら流氷を見渡すことのできる展望台や、海底階にはミニ水族館が設けられており、訪れる人を引き込む見どころがいくつも広がっています。
オホーツクタワーは
1階:エントランス(その他売店、キッズエリアあり)
2階:映像・展示ホール
3階:展望室・カフェ
海底階:海底洞窟(ミニ水族館)
といった造りになっています。
ここで少しオホーツクタワーの魅力をお伝えしますが、展望室では流氷(季節や天気によって見れないこともあります)だけでなく、アザラシなどの野生生物を観察することができるんだとか!
運がいいと絶滅危惧種指定のオオワシやオジロワシが見れることもあるそうです。
ちなみにオホーツクタワーは大人だけが楽しむ場なのかというとそうではありません。
エントランスにはキッズエリアも用意されています。
「ミニガリンコ(アトラクション)」「ガリンコ滑り台」「ボールプール」といった遊び場があり、子供も楽しむことができますよ!
クリオネはオホーツクのマスコット的存在!
ミニ水族館を紹介する前に“クリオネ”について説明!
オホーツクで多くの人々から親しまれているクリオネは、「流氷の天使」「流氷の妖精」とも呼ばれています。
半透明で頭部と尾が赤い見た目、そして翼を広げたような姿での優雅な泳ぎによって、海の宝石のような存在感を放っており、この地域の美しさを象徴しています。
それはまるで海の中で舞う優雅なバレリーナのようです。
そんなクリオネを地元の人々は自分たちの海の守り神として大切にし、地域のシンボルとして誇りに思っているんだとか。
また、クリオネは観光スポットや地元の行事においても欠かせない存在となっており、その姿や美しさが地域のアイデンティティを形成しています。
オホーツクの人々にとってクリオネはただの生物ではなく、愛着と誇りを抱くマスコット的存在として日常生活に溶け込んでいるのです。
ちなみに、クリオネってあんなかわいらしい見た目に反して捕食シーンが結構怖いのですが、ご存知ですか?
初めて見る方は多分驚くと思います。
気になる方は「クリオネ 捕食シーン」で検索してみてくださいね。
オホーツクタワーの海底階にはクリオネが見れるミニ水族館が!
画像引用:北海道ファンマガジン
それではオホーツクタワーの海底階にあるミニ水族館(海底洞窟)をご紹介いたします!
海底階というだけあって水深7.5m、直径23mのスペースに設けられているのがミニ水族館です。
内装も海底の洞窟をイメージした造りになっており、様々な種類の魚介類を観察できる水槽がいくつも設置されています。
例えば、タコやオオカミウオなどの海の生物が観察できますよ。
ミニ水族館の楽しみ方を4つに分けてお伝えします!
①:チョウザメの「餌パク水槽」
100円で購入できる餌を与えると、吸い付くように食べるチョウザメの様子を観察することができます。
②:タッチプール
ここではヒトデ、ナマコ、ウニを触ることができます。
触った際には普段見ることのできないウニの足や口を観察してみましょう!
③:日本最大級の水中観察窓
ミニ水族館内の壁には1×2m・厚さ12cmの大型観察窓と、1×1m・厚さ9cmの観察窓の2種類の窓が設置されているのですが、なんとこれは日本最大級の水中観察窓なんだとか。
運がいいとトドやゴマフアザラシが見られるかもです!
④:クリオネ水槽
流氷の天使と呼ばれるクリオネを間近で見ることができます。
また、クリオネが食事をする際の姿(バッカルコーンを広げた姿)のオブジェと撮影できるコーナーは、クリオネ水槽を訪れた方たちからとても人気のスポットです。
「クリオネに捕食されてみないか?」ということで設置されたそうなので、是非記念に撮影してみてくださいね!
遠軽町内でワーケーション先をお探しの方はワーケーションオフィスENGARUへ!
オホーツクタワーと同じオホーツクエリアの遠軽町には自然に囲まれながら仕事に取り組める≪ワーケーションオフィスENGARU≫という施設があります。
施設周辺には丸瀬布森林公園いこいの森などがあり、手軽に観光と仕事が両立できます。
ワーケーションオフィスENGARUは自然を感じる内装になっており、様々なタイプの座席があるため自分の好きな空間でくつろぎながら仕事を進めることができますよ。
また、ワーケーションオフィスENGARUにはコンセントとWi-Fiは全席完備。
貸し出し用のノートパソコンは計21台用意されているため、手ぶらで仕事に臨めます。
会議がしたくなってもそれに適した個室が2部屋あるのでご安心を!
いずれの設備も無料で使用することができるので、遠軽町でのワーケーションスペースを探されてる方は是非ご利用ください!
ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)