北海道の絶景“神の子池”|名前の由来は言い伝えからくる!

神の子池スノーシューツアー

北海道の絶景ともいわれる“神の子池”
秘境感溢れる透き通った青さからパワースポットだと言われ、多くの方が訪れる人気スポットとなっています。

そんな神の子池はなぜ「神の子」という名前が付けられたのでしょうか?
その秘密は言い伝えにあるということで、今回は神の子池の名前の由来やブルーに輝く理由からお楽しみイベントまで紹介していこうと思います!

美しいブルーの「神の子池」の名は言い伝えからきている

神の子池画像引用:神の子池-きよさと観光協会

北海道清里町にある神の子池は周囲220m、水深5mほどと比較的小さい池です。

そんな神の子池の名前の背景には「アイヌ語でカムイトー(神の湖)と呼ばれる摩周湖からの地下水が湧き出て出来た」という言い伝えから呼ばれるようになったと言われています。

しかし、昔からこの言い伝えが受け継がれてきたものの、神の子池は摩周湖ではなく外輪山への降水が伏流水であったということが近年の研究で判明しているようです。

とはいえ、その美しいブルーの池は「神の子池」という名前がふさわしいと言えるくらい神秘的なものなので、今後もこの言い伝えは受け継がれていってほしいと思います。

ちなみに神の子池には倒木が腐らない状態で沈んでいるのですが、その理由には水温が年間を通して8度と低い状態を維持しているからだそうです。

神の子池ではオショロコマが見れる

また、水中にはオショロコマという魚が泳いでいるのですが、その景観は何とも美しいと評判なんだとか。

神の子池で見られるというオショロコマオショロコマ

オショロコマは、イワナの仲間で「カラフトイワナ」とも呼ばれています。
寒冷地に生息しており、噂によると日本では北海道だけに生息していると言われているようです。

赤い斑点模様が特徴的で、透き通った神の子池で元気に泳ぐ姿はまさに見ものですので、ぜひオショロコマにも注目してみてください!

神の子池がブルーに輝く理由は?

「この青さ、本当に天然なの!?」と驚くくらい鮮やかなコバルトブルーが広がる神の子池。
なぜここまで青く見えるのか不思議に思う方も少なくないのではと思います。

一説には「太陽光の中の青い光のみが吸収されず通過し水底に反射して青く見える」や「水底にある石灰や水酸化銅が影響して青く見える」と言われているようですが、はっきりとした理由は現在も解明されていないようです。

いずれにせよ“神の子”と名がつくくらいなのでこのくらい謎に包まれている方が良いかもしれません。

また、季節によっても見える青さが少し変わってくるという事なのでなかなかミステリアスではあります。

神の子池はどうやって行ける?

ではここで、そんなスピリチュアル感あふれる神の子池までの行き方を説明しておきます。
アクセス方法はレンタカーを使用するのが1番好ましいです。
電車や飛行機のみで行くことは難しいので、神の子池に行くと決まっている方はレンタカーの予約をしておくようにしましょう。

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住所:北海道斜里郡清里町羽衣町国有林内
TEL:0152-25-4111(きよさと観光協会)
定休日:無し
料金:無料
アクセス:JR釧網本線緑駅より車で約20分
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神の子池までは道道1115号からハトイ林道を2kmほど走行するとたどり着くことが出来ます。
ハトイ林道は未舗装のため、悪天候時は十分気を付けて向かうようにしましょう。
ちなみに駐車場は無料です。

神の子池ではクマ出没の可能性はある?

ヒグマ

ここまで自然あふれる地だとヒグマとの遭遇を心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ですが現在、神の子池へ向かう道はしっかりと整備されており、訪れる観光客も多いことからヒグマが出没する可能性は低いと言えるでしょう。

とはいえ、神の子池はヒグマの生息地のため、訪問する際は人が早朝や夕暮れ時といった人が少ない時間帯は避け、日中にすることをオススメします。
また、クマは警戒心が強く音にも敏感なため、念のためクマ鈴を持参しておくと安心かもしれません。

冬場は「神の子池スノーシューツアー」が開催される!

最後に、神の子池の楽しみ方として冬場に行われる「スノーシューツアー」を紹介して終わろうと思います。

冬の神の子池は夏とは違って専用のスノーシューを履いて歩かないと行くことができません。
しかしあたり一面に広がる白銀の世界から見えるコバルトブルーの池はなんとも言えないくらい美しいものです。

そんな夏場とはまた違った神の子池を堪能するため用意されたツアーに参加してみてはいかがでしょうか?

ツアーの申込みはいろんなサイトから行えますが、例として北海道を遊びつくすサイト「北海道体験」にあった情報を載せておきます。

【プログラム内容】

開催期間
2021年12月25日~2022年3月21日
開催期間詳細
※2022年シーズンは2021年12月25日~2021年12月29日・2022年1月5日~2022年3月21日までとなります。
積雪状況によりツアーの催行シーズンが変更になる場合がございます。
所要時間
11:30~16:00(約5時間)
スケジュール
11:30までにご集合頂き、ガイド送迎車にて神の子池スノーシューツアースタート地点まで移動いたします。
往復約6kmの散策を楽しんでいただいた後、集合場所へ戻り解散になります。
JRをご利用の方は、清里町駅までお送り致します。
参加料金
大人・子供同額(2名~)(お一人様に付き):6,000円
大人(1名参加):9,300円
≪どうみん割割引額≫2名以上で参加の場合(1名あたり):‐3,000円
≪どうみん割割引額≫1名参加の場合:‐4,000円
料金に含まれるもの
ガイド料、スノーシューレンタル代、各種保険

引用:神の子池スノーシューツアー-北海道体験

いかがでしょうか?
道中はガイドの方から北海道の自然について説明してもらいながら向かうということで、思い出に残るツアーになること間違いなしです!

ということで今回は北海道の神の子池についてお話してみました。
これほどまで神秘的な光景を目にする機会は中々無いと思うので、北海道を訪れる際は是非この絶景の地まで足を運んでみてくださいね!

2022年4月 遠軽町にてオープンのワーケーション施設について

2022年4月、北海道遠軽町にて大自然の中で働くことのできる複合施設が2カ所でオープンします。

■白滝の森の中に佇む、煙突屋根の「自家焙煎珈琲と森のお宿 森の暮らし
■丸瀬布の山林深い場所に位置するコワーキングスペース「ワーケーションオフィス ENGARU

遠軽町の自然豊かな環境で体を休めながら新しい働き方、暮らし方を見つけてみませんか?

ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)