【オホーツク海でもみれる!?】今人気のアザラシと保護活動について

2024年8月、今年はオリンピックの開催年ということもありメディアも非常に盛り上がりました。
そんなオリンピックの裏側で日本ではとある海洋生物が人気になったのはご存知でしょうか?

その生物は「アザラシ」。

オランダにある野生アザラシ保護センター『Zeehondencentrum Pieterburen』。
このセンターは保護しているアザラシたちの様子をYoutubeで24時間配信しています。

アザラシの泳いでいる姿や陸に上がっている姿がかわいいと日本人が殺到し、現在では「アザラシ幼稚園」の愛称で親しまれています。

かわいいアザラシの様子を生でみたい方もいらっしゃると思いますが、オランダに行くには飛行機で11時間半~12時間移動しないといけません。

しかし、そんな中でも北海道で実際に生のアザラシをみることができる場所があるのですが知っていますか?

ということで今回はアザラシの保護活動について、そして保護活動をしているオホーツクとっかりセンターについても少しご紹介します!

 

アザラシとは?

アザラシは、海洋哺乳類に属する動物で、世界中の海域に広く分布しています。
体長は種によって異なりますが、約1メートルから4メートルを超えるものもいます。

またアザラシは厚い脂肪層を持っており、流線型の体型をしています。
これは極寒の地を生き抜き、海中を素早く泳ぐためなんですね。

水族館に行くと陸の上でのんびりゴロゴロしている印象がありますが、実際水中では俊敏に泳ぎます。
中には120分ほど潜り続ける個体もいるとか・・・。

ちなみにアザラシは「海豹」と漢字で書き、ネコ目アザラシ科の動物になります。
猫のように体もしなやかに柔軟に動き、身体能力も高いのはすごいギャップですよね!

画像・引用元:新江ノ島水族館

アザラシの保護活動が始まった背景

アザラシは19世紀頃アメリカやヨーロッパの漁師たちが毛皮を高く売るために乱獲を行いました。
日本でも食料や生活必需品に加工できるということからアザラシがとられていた時期もあります。

他にも沿岸の開発、海洋汚染、地球温暖化の影響など様々な要因でアザラシの数は減っていきます。

そうするとアザラシを主食とするシロクマにとっては食料がなくなるといった生態系全体のバランスを崩してしまう可能性が出てきたのです。

そのため毛皮や食料のために乱獲していたアザラシの保護を行う南極のあざらしの保存に関する条約が1978年3月11日に発効。

年間捕獲許容量や保護される種類、禁猟期などが決定し、以降人間とあざらしの共生に向けた動きが各地で少しずつ始まりました。

 

オホーツク海で生まれるアザラシの中には独り立ちする前に母親とはぐれてしまったアザラシの子どもや、餌がとれずに衰弱している個体、けがをしてみつかるアザラシもいます。

そのため保護活動はただ弱って岸に打ちあがったアザラシを保護するだけでなく、餌を与え、再び泳げるようにした上で海に返すまでの活動をしていることが多いです。

参考元:東洋経済ONLINE

日本で唯一のアザラシの保護施設

画像・引用元:オホーツクとっかりセンター

アザラシの保護活動をしているところはまだまだ少なく、保護活動はアザラシの命をつなぐ大事な仕事です。
そんなアザラシたちの保護後の様子を見学することができるのが紋別市にあるオホーツクとっかりセンターになります。

もし実際のアザラシにあってみたい!保護活動について興味がある!という方は一度オホーツクとっかりセンターに足を運んでみてもいいかもしれません。

オホーツクとっかりセンターに関しての記事はこちらから!
https://okhotsk.work/2021/11/11/tokkari-center-okhotsk/

またセンター運営の維持のために寄付も受け付けているようなのでご興味のある方はぜひHPをご覧ください。

アザラシをみたら、ワーケーションも!

かわいいアザラシたちを堪能したら、今度は緑豊かな施設で仕事に没頭してみる。
≪ワーケーションオフィスENGARU≫は森の中で仕事とお休みを両立できる空間を用意しています♪

Wi-Fi、コンセントの完備はもちろん、ノートパソコンの貸し出しも行っています!

さらに《自家焙煎珈琲と森のお宿 森の暮らし》では自家焙煎のコーヒーや手作りチーズケーキをご用意!
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お時間合う際はぜひ足を運んでみてくださいね。

ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)