北見厳寒の焼き肉まつりで美味しいお肉を頬張って寒さを乗り切ろう!

昨今、北海道の北見市が「焼肉の街」と呼ばれているのはご存じでしょうか?
かつてはハッカの栽培で栄えた地域で、その後は玉ねぎの生産量が日本一を誇る北見市ですが、最近では多くの焼肉店が軒を連ねる焼肉の聖地になっているのです!

そんな北見市では毎年2月に「北見厳寒の焼き肉まつり」という雪に囲まれた極寒の野外で行うイベントを開催しています。毎年このイベントを楽しみに1年を過ごしている人も多いんですよ♪

そこで今回は、焼肉好き必見の「北見厳寒の焼き肉まつり」をご紹介します。

北見厳寒の焼き肉まつりで有名な北見市の焼肉「北見式焼肉」ってどんなもの?


北見市では1950年くらいから焼肉文化が市内に広がり始め、今では多くの焼肉屋が立ち並ぶほどに成長を遂げました。年に1回「北見厳寒の焼き肉まつり」という焼肉の祭典が開かれるほど、親しまれるように…!

どうして、それほどまで北見市で焼肉文化が発展したのでしょうか?
まだ日本に動物の内臓肉を食べ物として食す文化がなかったころ、韓国から来日した人が捨てられているホルモンを見てもったいないと思い、お店を掲げたのがきっかけだそうです。
それから北見市内に焼肉店が増えていき、今でいう「北見式焼肉」という文化が根付いたとされています。

ちなみに、その焼肉文化発祥の店舗は移転したものの現在も営業を行っていて、今も人気を博しているので驚きですよね♪

北見式焼肉」という名前のように、焼肉はその国や地域によってさまざまな様式が採用されており、一言で「焼肉」と言っても様々な食べ方や作法が存在しています。

北見厳寒の焼き肉まつりでは、もちろん北海道北見市特有の様式の焼肉「北見式焼肉」を用いて開催されていて、他の地域にはない5つの条件が設けられています!

北見式焼肉の5カ条その① | 肉を焼く際は七輪を使用する


北見厳寒の焼き肉まつりでも用いられている北見式焼肉は、基本的に七輪が必須道具であり、各家庭に一つは七輪が常備されています。また、暖かい時期になると多くの家庭の庭先で肉を焼く姿が見られるほど七輪の文化が根付いているのです!

他の地域では「家庭で焼肉=プレート」という認識が強いですが、北見市で七輪はもはや常識です(笑)夏になると、ホームセンターには七輪がズラッと並ぶほどで、中にはプレハブを使用した焼肉小屋を持っている人もいるのだとか!

プレートとは違い、七輪で肉を焼くと炭火の効果で表面がパリッとふわっと仕上がり、さらには炭火の香ばしい香りがつくのでより食欲を掻き立てられます。
また、七輪は火力が強いので、肉の中に含まれている美味しい肉汁を逃すことなく閉じ込めてくれる効果もありますよ♪

北見式焼肉の5カ条その② | 肉は下味ナシ!お肉本来のストレートな味を楽しむ


北見厳寒の焼き肉まつりでも用いられている北見式焼肉では、肉に下味をつけることなく新鮮な肉本来の味を塩コショウやタレで頬張るのがルールになっています。
焼肉店に行くとタレはその店独自のオリジナルのものが用意されているので、お店ごとにまた違った味わいを楽しむこともできますよ!
個人的には塩コショウでシンプルかつヘルシーに食べるのもおすすめです!

北見式焼肉の5カ条その③ | サガリ、豚ホルモンはマストで頼む


北見式焼肉において「ホルモン」は豚ホルモンを意味するため、豚の大腸か小腸が出てくるのが一般的です。また、一見赤身肉に見えるサガリは、実は内臓肉の一種で北見式焼肉の二大肉の一つ!
鮮度が大事なこの二種類の肉を下味ナシで食べるのが、北見式焼肉の醍醐味になっています♪

北見式焼肉の5カ条その④ | 七輪からの煙もうまさの一つとして楽しむ


北見式焼肉では、煙も焼肉の楽しみの一つと考えられています。
七輪から溢れ出る肉の臭いを纏った煙を体中で受け止めることで、より一層焼肉の場を楽しめること間違いなし!北見厳寒の焼き肉まつりは、においがついても問題のない服装で挑みましょうね♪

北見式焼肉は、新鮮な肉がリーズナブルに手に入る環境にあるということもあり、始まった当初から発展を続けている食文化です。1店舗から始まった北見の焼肉文化も今では70店舗ほどに拡大しています。

ぜひ北見市に足を運んだ際には、本場の北見式焼肉を思う存分堪能してくださいね!
北見焼肉ガイドMAP

北見厳寒の焼き肉まつりはどんなイベント?北見式焼肉でお腹いっぱい肉を堪能しよう!


画像・引用元:JAきたみらい

北見式焼肉を用いた「北見厳寒の焼き肉まつり」は2000年から開催を続ける焼肉のイベントで、当初は1度きりの予定での開催だったそうです。ですが、あまりの反響に毎年冬の北見市の風物詩となりました!!

元々は転勤族の人の「北見の焼肉文化をもっと広めたい」という思いから始まったのだと言います。はじめは地元の住民たちが集って北見式焼肉の美味しさを堪能するためのイベントでしたが、うわさが広く知れ渡り、日本全国や国内外からも北見厳寒の焼き肉まつりを目当てに北見市に足を運ぶようになったそうですよ♪

毎年2月の上旬に行われるということもあり、一年の中で寒さが最もピークを迎える中々トリッキーなイベントとして人気を博しています。

北見厳寒の焼き肉まつりの特徴① | 雪が積もる極寒の中での焼肉


画像・引用元:ひがし北海道Style

北見厳寒の焼き肉まつりが開催される2月は、毎日-10度を下回る寒さです。本来であれば外に出るなどもってのほかですが、北見厳寒の焼き肉まつりは全てのイベント内容が野外で行われ、参加する人たちは上下完全防寒着で臨んでいます。

そんな氷点下の中での食事で「一度止まると寒さで動けなくなる」「食べているものがすぐ冷える」「寒さでタレが凍る」などの声も挙がるほど!
ですが、そんな中でも皆各々の七輪で焼肉を楽しんだり、周りの人と話に花を咲かせたりと満喫している状況が広がっているのです。不思議な空間ですよね(笑)

北見厳寒の焼き肉まつりの特徴② | 豪華お肉セット


画像・引用元:旅ぐるたび

北見厳寒の焼き肉まつりは、毎年イベントに参加するために必要な入場券が前売りから販売されており、盛況な年は当日券の発行がないほどの人気があるのです。

当日その入場券と引き換えに肉を含めた食材セットが配られます。(写真は2019年のセット)
豚ホルモンや牛サガリ、豚肩ロースなどの肉をはじめとして、その他にも玉ねぎやスープの素など豊富なラインナップです。
しかも、この他に焼酎のお湯割りが飲み放題という特典付きなので驚き!お酒を片手に豪華すぎる肉たちを堪能することができる豪華なセットとなっています♪

北見厳寒の焼き肉まつりの特徴③ | さまざまなお店の出店販売


画像・引用元:旅ぐるたび

北見厳寒の焼き肉まつりには焼肉店は勿論のこと、ラーメン屋やジビエ、アイスなどのデザートなどを販売する店舗もあり、北見市の味を思う存分楽しむことができます。
また、飲み物には北見市の名産であるオホーツクビールを販売している店舗もあり、大人も子供も満喫することができるのが特徴です!
さらにはゲストを招いての歌謡ショーなども開催される為、口だけではなく目でも楽しむことができますよ♪

この冬は北見厳寒の焼き肉まつりでお腹も心も満腹にしよう!


画像・引用元:RETRIP

開催から20年経つ今でも北見厳寒の焼き肉まつり、多くの人に愛されて全国にその認知度を広げるまでに成長しています。
一般的に厳しいと言われる北見の冬の寒さも焼肉を通せば一緒に乗り越えていけると思うので、ぜひ皆さんも一度北見厳寒の焼き肉まつりに足を運んで、本場の熱気を体感してみてくださいね!

【詳細情報】北見厳寒の焼き肉まつり
日程:2月上旬
開場:17時/開始17時30分~終了20時
会場:北見芸術文化ホール駐車場 特設会場
住所:北見市泉町1丁目
問い合わせ先:北見市観光協会 TEL:0157-32-9900
前売り入場券:一枚2,000円(数量限定)
※前売り券が完売した場合、当日券の販売はございません。
チケット入手方法:市内各販売箇所またはインターネットによる販売
北見市観光協会HPより案内情報あり
北見市観光協会URL: http://kitamikanko.jp/index.html

引用元:北海道ラボ

遠軽町での仕事場は新しくできるワーケーション施設で決まり!


働き方が見直されている昨今、仕事に取り組むことができる第二の職場のようなワーケーション施設がとても重宝されています。
そんな中、遠軽町に当たらに自然を感じながら仕事に取り組むことができるワーケーション施設「森の暮らし」と「ワーケーションオフィスENGARU」がオープンします!

森の暮らしは自家焙煎珈琲を楽しむことができるカフェが併設されたゲストハウスで、ワーケーションオフィスENGARUは隣接する温泉を楽しみながら仕事にも取り組むことができるという何とも贅沢な施設です。

ついつい時間を忘れてゆっくりと過ごしてしまいそうなそんあワーケーション施設に、ぜひ一度足を運んでみてくださいね♪

ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)

自家焙煎珈琲と森のお宿 森の暮らし
住所    〒099-0102 北海道紋別郡遠軽町旧白滝157-1
アクセス  「オホーツク紋別空港」より車で70分 「JR白滝」駅より車で7分
駐車場   10台
自家焙煎珈琲 「ランプ」営業時間 9:00~17:00(不定休)
ゲストハウス 「森の暮らし」   チェックイン15:00/チェックアウト10:00
ワーケーションオフィス ENGARU
住所     〒099-0213 北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利35
アクセス   「オホーツク紋別空港」より車で80分 「JR丸瀬布」駅より車で15分
駐車場    200台(無料)
施設開館時間 10:30~16:00
休館日    火曜日・水曜日※時期により変更する場合があります
利用料金   無料