新しい働き方ワーケーション!今注目されている理由と導入時に直面する課題とは?

こんにちは。
「ワーケーション」という言葉、ここ1~2年くらいでニュースでも取り上げられることが増えたので、1度は耳にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

ワーケーションとは、元々欧米で2010年前後に誕生した造語。
休暇中に家族と過ごしながら仕事をするスタイルとして、欧米の多忙なビジネスマンの中ではポピュラーになってきた働き方です。

今日は、ワーケーションが今日本で注目されている理由と、導入にあたって直面する課題についてお話していこうと思います。

ワーケーションが今注目されている理由は?


今から10年以上前に欧米で生まれた働き方であるワーケーション。
なぜ今になって日本で注目され始めたのでしょうか。

コロナ禍での需要の高まり

一番の理由はやはり、2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の流行による需要の高まりだと言われています。

コロナ禍において一時的ではありますが全国の企業が一斉にリモートワークを開始するなど、オフィスで働くことに捉われない働き方が推進されるようになりました。

とはいえ、家庭によっては

「リモートワークの環境が十分整っていない」

「家族の生活音などが気になり仕事に集中できない」

「ずっと家にいるので仕事のオンオフができず息が詰まる」

と感じることもあるなど、リモートワークには問題点も数多くあります。

その点ワーケーションであれば、いつもの家やオフィスとは違う別の場所、リゾート地や大自然の中でリフレッシュすることもできるし、コロナ禍ではなかなか楽しめなかった旅行気分を味わうことが可能です(*^^*)

生産性がUPする

さらにワーケーションに対応している施設であれば無料Wi-Fiなど、リモートワークの環境もばっちり整っているので、仕事を進める上でも支障はなさそう。
むしろ、集中できて効率よく仕事ができるというメリットもあるようです。

ワーケーションの種類

現在日本でおこなわれているワーケーションは、働き方や場所によっていくつか分類することができます。

まず働き方で分けると、以下の2種類があります。

  • 休日型ワーケーション
  • 平日型ワーケーション

休日型ワーケーション

休日型ワーケーションは、休暇中に旅行しながらついでに仕事をするという働き方。
もちろん、休暇中なので休暇がメインの働き方です。

個人的にはあまり休暇中に仕事を持っていきたくはないのですが、仕事が立て込んでいるけど旅行も行きたいという場合にはいいのかもしれませんね(*^^*)

また、お盆休みや年末年始休暇などの長い休みの後は、業務が溜まりがちになりますよね。
休み明けは仕事が憂鬱という方も多いと思います。

でももし休み中にワーケーションで仕事を進めておけば、休み明けも通常通りの忙しさで済むというメリットがあります。

平日型ワーケーション

平日型ワーケーションとは、仕事の業務時間中に出張や旅先で仕事をするという働き方。

業務時間中におこなうので仕事がメインですが、退社後や休日は旅先でリフレッシュできますし、普段と違う場所なので却って集中することができるというメリットがあります。

次に場所で分けると、以下の2種類に分けることができます。

  • リゾート型ワーケーション
  • 都市型ワーケーション

リゾート型ワーケーション

リゾート型ワーケーションは、たとえば北海道や沖縄といったリゾート地に無料WiFiなど通信環境を備えたサテライトオフィスを設け、そこでリモートワークをおこなうという働き方のこと。

都会の喧騒から離れ、大自然に囲まれた場所でゆったりと過ごしながら自分のペースで仕事ができるというメリットがあります。

都市型ワーケーション

都市型ワーケーションは、比較的都市部に近いエリアでいつもとは違う勤務環境で働く働き方のこと。

日本ではまだまだ自宅や勤務先から遠距離の観光地でのワーケーションは費用面や時間の面でデメリットが生じることや、コロナ禍の現在は公共交通機関を使った長時間移動にリスクが伴うため、都市部近郊でのワーケーションをおこなう人もいるようです。

ワーケーションの導入で直面する課題とクリアする方法

仕事をしながら余暇を楽しめるワーケーションはいいことずくめのように感じますが、導入に当たっては企業側、従業員側それぞれが直面する課題があります。

それぞれの課題やクリアする方法についてお話します。

企業側が直面する課題

ワーケーションの導入を検討する企業がまず直面する課題は、やはり費用面や通信環境の整備といった問題です。

従業員の旅先までの移動費用や宿泊費用、テレワークの通信環境の整備などをすべて企業側で負担するとなるとそれなりのコストがかかってしまいます。

ただ、これらの費用は全て企業で負担しなければいけないという決まりはありません。

最近は通常の宿泊施設でもWi-Fi無料などワーケーション向けに通信環境が整っているところも増えているので、企業がワーケーションという働き方を認めさえすれば滞在費や通信環境は従業員個人に任せても問題はないのではないかなと思います。

また、従業員の仕事の進捗が不透明になりやすい点も問題だといわれています。
ただ、これはリモートワークでも同じことなので、リモートワークを問題なく取り入れることができている企業なら大丈夫かと思います。
また、進捗管理表の作成やミーティングなどで進捗確認の場をきちんと設けておけば、それほど問題になることはないと思われます。

従業員側が直面する課題

従業員側が直面する課題は

「休日に上司と顔を合わせたくない」

「休みの日に仕事をしたくない」

といった理由から、導入に否定的な従業員が必ずいることです。

確かに、せっかくの休日に仕事のことは考えたくないという人は多いと思います。

ただ、導入したからと言って全員がワーケーションをしなければいけないわけではないですし、リモートワークと同じように数ある働き方の選択肢の一つとして従業員が選択できるものにすれば大丈夫なのではないでしょうか。

導入にあたって制度やしっかりしたルール作りをおこない、業務の進め方や利用の仕方などを事前に明確にしておけば、ワーケーションという新しい働き方についての不安や戸惑いを抑えることができることでしょう。

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北海道遠軽町に完成した「ワーケーションオフィスENGARU」 は、「森の中のコワーキングスペース」をコンセプトにしたワーケーション施設。

中には暖炉を備えた大きなテーブルスペースや、森林をイメージした白樺の原木パーケーションなど、居心地の良い空間が広がっています。

施設利用料は無料。どなたでもお気軽にお使いいただけます。

近くには「森林公園いこいの森オートキャンプ場」や「昆虫生態館」、北欧風リゾートホテル「マウレ山荘」などがあるので、休日や仕事終わりに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)