皆さんは好きな地ビールがありますか?
近年さまざまな地域からたくさんの地ビールが販売されており、その土地のお土産として人気になっているものも数多くあります。
その中でも近年北海道の地ビールが美味しいと注目されています。
そこで今回は北海道のオホーツクエリアで人気のある、地域に根差した地ビールを3つご紹介していきます。
是非観光やお仕事で足を運ばれた際にお土産として選んでいただけると嬉しいです。
【目次】
そもそも地ビールって何?クラフトビールとは何が違うの?
オホーツクエリアの地ビールを紹介する前に、そもそも「地ビールとは何ぞや?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地ビールとは小さなビール工場で製造されているビールを意味しており、醸造家の丁寧な仕込みが特徴です。
1994年の酒税法の改定により、ビールの製造免許取得のための条件が緩和されたことによって、地ビールを作る小規模な工場が全国的に増えたとされています。
その後、2018年に全国地ビール醸造者協議会が「地ビール」と名乗る上でも3つの定義を示しています。
地ビールの定義 ① 大手メーカーから独立している
地ビールは、大きな資本を抱えている大量生産を目的としたメーカーから独立している必要があります。
大手メーカーが所有していたり、運営していたりするビールは地ビールとは言わないのです。
地ビールの定義 ② 醸造者の管理が徹底されている
地ビールの1度の仕込み量は20キロリットルと定められています。その為、醸造者の徹底した製造管理が必要とされています。
地ビールの定義 ③ 伝統的な製法を継承している、もしくは地域の特産品などを原料とした個性あるビールを製造している
地ビールはいわゆる「地域に根差したビール」である為、伝統的な製法もしくはその土地独自の特産品である必要があります。
以上の3つの項目をクリアしたビールが晴れて「地ビール」と名乗ることができということです。
ちなみに「クラフトビール」と呼ばれるものもありますが、特に地ビールと区別する定義はありません。
定義はほとんど同じもの考えてよいと思います。
オホーツクエリア人気の地ビールはどれ?おすすめ地ビール3選
元々北海道では道内全域で多くのクラフトビールが製造されています。
それもそのはず、北海道は麦とホップの生産がとても盛んでビールを作る環境としてとても適しています。
これらの生産が盛んな北海道ではさまざまな種類の地ビールが製造されており、
地元の人をはじめとして多くの人に愛されています。
また、その中でもオホーツクエリアの地ビールはそのほとんどが地産地消されているので
とても希少なものばかりです。
そんなオホーツクエリアの地ビールの中でも今回厳選した3つのおすすめ地ビールをご紹介します。
オホーツクエリアの人気地ビール ① オホーツクビール【北見市】
画像・引用元:オホーツクビール株式会社
オホーツクエリアの中央部に位置する北見市の地ビール「オホーツクビール」は
1994年の酒税法が改正後に日本で初めてビール製造免許申請をおこなった地ビールです。
そのオホーツクビールは同年の12月に新潟県のエチゴビールと同時に地ビールの免許を取得していて
日本で最も歴史が長い地ビールと言われています。
特に麦にこだわった作りをしており、かつ副原料を一切使用せずに麦芽やホップ、酵母、水だけで仕上げているとてもシンプルかつ手間ひまかけた地ビールです。
ホップの効いた爽やかな飲み口のピルスナータイプをはじめとして、女性も飲みやすいフルーティーな地ビールも製造しているので、自分の好みに合った1杯がきっと見つかるはず!
定番品と限定品合わせて毎年10種類ほどを醸造していますよ。
オホーツクエリアの人気地ビール ② 網走ビール【網走市】
画像・引用元:網走ビール
オホーツクエリアの海岸沿いに位置する網走市の地ビール「網走ビール」は
帆立や牛乳、はなます、芋、マタタビなどさまざまな副原料を積極的に用いており、その中でも流氷を仕込み水に使用した美しいオホーツクブルー色が特徴の「流氷DRAFT」が人気商品となっています。
また、網走ビールは2010年に北海道内での地ビール出荷量第一位を記録しているのです。
さらに網走ビールは日本国内では珍しくドイツの伝統的な醸造法である「デコクション法」を採用していることで、地ビールの中に深いコクや風味を実現させている本格的なビールなのです。
オホーツクエリアの人気地ビール ③ えんがる太陽の丘ビール【遠軽町】
画像・引用元:ビアクルーズ
オホーツクエリアの道北エリアとの境に位置する遠軽町の地ビール「えんがる太陽の丘ビール」は
良質な麦芽を使用していることに加えて遠軽の清冽な水を仕込み水として使用しているのが特徴です。
また、その中でも「せとせ」という銘柄は古くから遠軽町で愛されてきた温泉「瀬戸瀬温泉」の温泉水を原料とて製造されており、
これによってマイルドな味わいを実現させています。
その他にも北海道産の葡萄果汁を使用した「清流の雫ナイアガラ」や
えんがる太陽の丘ブランド「メルツェン」「ヴァイツェン」「アンバーエール」の3種類がありますが、
遠軽町に店を構えてえんがる太陽の丘ビールを提供していた麦酒館ふぁーらいとが閉店してしまったことによって新たに購入することは難しく、現在出回っているものがとても希少になっています。
【番外編】オホーツクエリアの人気焼酎 | 訓粋【訓子府町】
画像・引用元:OKグルメ地典
オホーツクエリアは地ビールの他にも焼酎も人気です。
オホーツクエリアの町、訓子府町では毎年本数を限定したレアな焼酎が生産されています。
訓子府の特産品であるじゃがいも「スノーマーチ」を原材料とした焼酎でアルコール度数は25度と高めではありますが、
すっきりとした飲み口とほのかに薫甘さが特徴です。
毎年500本程度しか生産されないそうなので、見つけた方は何かのご縁だと思います。
見つけた方は是非一度試してみてくださいね。
オホーツクエリアの地ビールを飲んで北海道の自然を感じよう!
気になるオホーツクエリアの地ビールはありましたでしょうか?
これらは生産数のほとんどが地産地消されているので、知らなかった方も多かったのではないかと思います。
次回オホーツクエリアに観光や仕事で足を運ばれた際には、ぜひ大自然の中で丁寧に作られた地ビールを堪能してみてください!
素敵な旅のお供になること間違いなしですよ。
2022年4月、北海道紋別郡遠軽町にワーケーション施設がNEW OPEN!
2022年4月、北海道紋別郡遠軽町に新たに自然に囲まれたワーケーション施設「ワーケーションオフィスENGARU」がオープンします。
ここでは自家焙煎珈琲を楽しんだり、遠軽町の白滝の雄大な自然を体いっぱいで感じることができます!普段の都会の喧騒から少し離れて心も体もリラックスしてみるのは如何でしょうか?
是非遠軽町のワーケーション施設に足を運んでみて、普段とは違う環境で1日を過ごしてみてくださいね♪
ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)