コロナ禍により、多様な働き方を選択する人やオフィスにこだわらないさまざまな働き方を提供する会社も増えてきました。
いつもとは違う非日常の場で「仕事+休暇」を楽しむワーケーションもその一つ。
ただ、いざワーケーションを始めるにあたって心配になるのが、「持ち物」です。
旅行だけでなく仕事も一緒におこなうワーケーション、初めての場合どんな物を持っていったらよいか悩むところですよね。
そこで今日は、ワーケーションに必須な持ち物やあったら便利な持ち物をご紹介します。
【目次】
「持ち物を最小限に」はワーケーションの鉄則
ワーケーションを始める上で気を付けたいのが、荷物を多く持参しすぎることです。
ワーケーションは、基本は仕事をしながら業務後やオフの日は観光を楽しむなど非日常でおこなうワーキングスタイル。
仕事と旅行を両立させる働き方であることから、滞在先の宿泊施設と観光地を往復するなど移動することが多くなることが想定されます。
それに加え、持ち運ぶ荷物はノートパソコンなどの比較的重量のある物も含まれます。
そのため、できるだけ身軽に動くことができるよう、ワーケーション先へ持っていく荷物は必要なものに絞るようにしましょう。
また、旅行や出張ではキャリーケースを持っていく方が多いですが、ワーケーションではリュックがおすすめ。
なぜかというと、リュックの方が移動しやすいのに加え、何より背負えるだけの量にしなければいけないため、荷物の量を自然と抑えることができるからです。
ワーケーションに必須の持ち物5選
それでは、実際にどのような持ち物を持っていったら良いのでしょうか。
ワーケーションをおこなう上で必須の持ち物についてご紹介します。
ノートパソコン
ワーケーションに必須のものといえばノートパソコン。
ワーケーションはリモートでおこなう仕事がメインのため、パソコンがなければ仕事になりません。
忘れず持っていくようにしましょう。
今お使いのノートパソコンがワーケーションにおすすめかどうかは、以下のスペックをご確認ください。
- 重量は1.2kgまでのもの
- CPUはCore i5以上
- メモリは8GB以上
- SSDは256GB以上
- バッテリーは10時間以上
- スクリーンは13~14インチ
持ち運びをすることを考え、スペックが良くても重すぎるものはNG。
ただ、軽すぎてもスペックが悪いと使い勝手が良くないため、上記のスペックに当てはまるノートパソコンを用意しましょう。
イヤフォン
イヤフォン、特に周りの雑音をシャットアウトできるノイズキャンセリングの機能付きイヤフォンは、オンラインミーティングには必須。
また、ワーケーションで仕事をする際、周りが静かとは限りません。
慣れない環境で仕事をする際に大切なのは、仕事をしやすい環境を作ること。
ノイズキャンセリングタイプのイヤフォンならば雑音がカットされるので、仕事に集中したい人におすすめです。
充電ケーブル
ワーケーションをおこなう場合、少なくとも数日は宿泊施設へ滞在することになります。
そのため、ノートパソコンの充電に必要な充電ケーブルは必ず持っていきましょう。
マウスとマウスパッド
ノートパソコンはマウスがなくても仕事は可能ですが、キーボードだけだとやりにくいという方も多いはず。
普段パソコンでマウスを使用している方は、作業効率を考えてマウスとマウスパッドを持って行った方がよいでしょう。
持っていくと荷物がかさばりそうで心配な場合は、スリムタイプのマウスや折り畳めるタイプのマウスパッドならコンパクトにまとまるのでおすすめです。
宿泊グッズ
普段の旅行と同様、旅先で必要な衣類やスキンケア用品、お風呂セットなどが必要です。
また、ワーケーションの場合はオンラインミーティングに参加する可能性もあるので、ミーティング用にワイシャツなど綺麗目の服も1着用意しておくとよいでしょう。
ワーケーションにあったら便利な持ち物3選
次に、必須というほどではありませんが、あったら便利な持ち物をまとめました。
ポケットWi-Fi
基本的にワーケーションで滞在する宿泊施設はWi-Fi環境が整っている施設がほとんどですが、部屋によっては通信環境が悪い場合もあります。
そこで、念のためポケットWi-Fiを持っていくと安心して作業に集中できるでしょう。
また、宿泊施設から出て仕事をする場合、Wi-Fiが通っていないところもあるので持っていると便利です。
短期レンタルOKのポケットWi-Fiもあるので、普段ポケットWi-Fiを使用していない場合は短期OKのものを選ぶのがおすすめです。
モバイルバッテリー
ワーケーションでは、仕事の合間や休みの日に観光でいろいろな場所に出かけることも多いと思います。
最近は観光先の景色や食事などの写真や動画をスマホで撮影する人が多いため、外出先でのスマホの充電切れが心配になる方も多いはず。
そこで、万が一充電切れを起こしても大丈夫のようにスマホ用のモバイルバッテリーを用意しておくとよいでしょう。
折り畳みのパソコンスタンド
いつものオフィスの机で仕事をしている時は大丈夫でも、旅先ではいつもと環境が違うため、高さが合わない机で仕事をしなければならないこともあります。
高さが合わない机で仕事をするのはなかなか大変。
そこで、折り畳みのパソコンスタンドがあれば自分にちょうどいい高さにパソコンをセットできるので、持っていくことをおすすめします。
ワーケーションの荷物を減らすコツ
ワーケーションに必要な物や便利な物についてお話しましたが、不安なので他にも持っていきたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、あまりに大荷物はワーケーションに不向きです。
そこで、少しでもワーケーションの荷物を減らすポイントについてお話します。
必要書類はデータ化してクラウド上に保存
旅行とは違い、仕事メインで余暇を楽しむワーケーションでは、仕事関係の書類も持っていく必要があります。
でも紙で持っていくと結構な荷物になるので、事前にGoogle Driveやdropboxなどのクラウド上に保存しパソコンで確認できるようにすると荷物を減らすことができておすすめです。
滞在先のアメニティや貸し出し備品をあらかじめ確認しておく
滞在先の宿泊施設にどんなアメニティや貸し出し可能な備品があるか、あらかじめ事前にチェックしておくと余分な荷物を持っていく必要がなくなります。
たとえばワーケーションプランを用意しているような宿泊施設の場合、スマホの充電ケーブルや延長コードなどが貸し出し可能な施設も多いので、その分荷物を減らすことができるでしょう。
持ち運ぶ衣服は必要最低限に抑える
衣服は荷物の中でも特にかさばりやすいものです。
他にノートパソコンなどを持っていかなければいけないことを考えると、荷物はできるだけ減らしたいところ。
ワーケーションは、最低でも数日間は滞在することが多いので衣服が多くなりがちですが、長期滞在する場合はコインランドリーをうまく利用し、持っていく衣服を最小限に抑えましょう。
ちなみに、長期滞在用の宿泊施設などはコインランドリーが館内にあることが多いのでおすすめです。
コインランドリーのない宿泊施設の場合は、近くにある場合があるので事前に調べておくか、わからない場合は滞在先の宿泊施設に問い合わせてみましょう。
ワーケーションは身軽が吉!荷物は最小限にまとめよう
今日はワーケーションの際に必須の持ち物、持って行った方が便利な持ち物などについてお話しました。
ワーケーションでは仕事の荷物に加えて旅行の用意をしなければいけないため、どうしても荷物が多くなりがちです。
ワーケーション先で身軽に動けるようにするためにも、必要な物と不要な物をしっかり吟味し荷物を最小限に抑えましょう。
ワーケーションにおすすめの施設がオープン!
観光で人気の北海道の遠軽町に2022年春、ワーケーション向け施設がオープンしました。
その名も
ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)
の2施設です。
どちらもワーケーションに最適な環境が整っていますので、ワーケーション先をどちらにしようか迷われている方は是非チェックしてみてください!