北海道・北見はカーリングの街!体験できる施設やカーリングにまつわるスポットをご紹介

こんにちは。
2017年の平昌オリンピックで女子日本代表のカーリングチームである「ロコ・ソラーレ」が銅メダルを獲得してから、日本ではマイナースポーツだったカーリングが一躍注目を集めましたよね。
試合の途中の休憩時間である「もぐもぐタイム」も流行語大賞にノミネートされるほど、当時は皆がカーリング女子の活躍に注目していました。

ロコ・ソラーレはさらに平昌オリンピックの4年後におこなわれた北京オリンピックでも活躍、日本カーリング史上初となる銀メダルを獲得しました。

そんな最強カーリング女子日本代表チームを生んだ北海道北見市には、カーリングを体験できる施設がいくつかあります。
また、街を挙げてカーリングを推していることから、体験施設以外にもカーリングにまつわるスポットがあって探してみるのも楽しいです。

そこで今日は、北海道北見市にあるカーリング体験施設とカーリングにまつわるスポットをご紹介します。

町民の5人に1人が経験者!“カーリングの街”北見市常呂町


画像:北見市カーリングナビ

北見市といえば“ハッカ”で有名のエリアですが、最近は女子日本代表のカーリングチーム「ロコ・ソラーレ」の活動拠点ということから、カーリングでも有名になってきました。

北見市の中でも常呂町は、人口わずか5000人でありながら6~7割、実に5人に1人の町民がカーリング経験者であるほど、カーリングが盛んな町なのだとか!

北見市常呂町にはアジア・国内初の屋内カーリング場がある他、国内で唯一小中学校の体育の授業でカーリングをおこなっているそうです。
また、町内リーグもあるなど、カーリングの英才教育をこれでもかというほど受けることができる町です。

ちなみにロコ・ソラーレメンバーは、帯広市出身の石崎選手以外は全員北見市出身
これだけ子供のころからカーリングに親しむ環境があれば、強くなるわけですよね。

ちなみにロコ・ソラーレというチーム名は「ローカル」と常呂町の出身者を呼ぶ「常呂っ子」にひっかけた「ロコ」という造語に、イタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」を組み合わせたものなのだとか。

おしゃれな名前だと思っていたら意外と遊び心があって面白いですね~。

カーリングってどんなスポーツ?


カーリングは氷上でおこなわれるスコットランド発祥のウィンタースポーツで、単純に見えて高度な戦略が必要となることから「氷上のチェス」と呼ばれることも。
カーリングという名前は、髪の毛がカールするように投げた石がゆっくり曲がることに由来すると言われています。

カーリングのルール

氷の上で石(ストーン)を滑らせるように投げ、ハウスと呼ばれる円の中心に最も近い場所を確保して、チームの得点を数えることで勝ち負けが決まります。

1チームは4人構成。
リード、セカンド、サード、スキップの順に1人2投ずつ相手チームと交互に投げるのですが、1チーム合計8投、両チーム計16投げ終わると得点をカウントして終了、これを1エンドとして計10回おこないます。

試合時間は約2時間半。第5エンド終了後に5分間ハーフタイムが設けられていて、このわずかな時間に栄養補給や戦略の確認をおこなうことができます。

このハーフタイムが、話題になった「もぐもぐタイム」だよ。
意外と短いんだなあ~。

カーリングのルール詳細

北見市でカーリング体験できる場所は?オリンピアンの活動拠点の施設も!

オリンピックでカーリングの面白さを知りやってみたいと感じる人は、おそらくたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
カーリングの盛んな北見市にはカーリングを体験できる施設がいくつかあるので、早速ご紹介します。

オリンピアンの練習拠点「アドヴィックス常呂カーリングホール」


画像:るるぶ&more

まずご紹介するのは、国内最大のカーリング場「アドヴィックス常呂カーリングホール」です。
この施設は平昌オリンピックで銅メダル、北京オリンピックで銀メダルを獲得した日本代表チームロコ・ソラーレの練習拠点
カーリングの体験をしながら、練習風景の見学も可能です。

日本代表の練習風景を間近で見ることができるなんて、すごい贅沢!

カーリング体験をする際は、用具を貸し出してくれる他、予約すればインストラクターから指導を受けることができるので、カーリングが初めてでも楽しむことができます。

【施設情報】

名称:アドヴィックス常呂カーリングホール
住所:北見市常呂町土佐2-2
TEL:0152-54-1099
アクセス:JR北見駅から車で50分
営業時間: 10時~22時(日曜・祝日は17時まで)
料金: 1シート 一般:1400円 高校生・大学生720円 中学生以下:280円
利用申込の方法:事前に電話にて申し込み。
HP:https://www.city.kitami.lg.jp/administration/education/detail.php?content=3600

2020年OPENの新施設「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」


画像:るるぶ&more

続いてご紹介する「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」は、2020年に誕生したばかりのカーリング専用屋内競技場です。
3シート整備されたこの施設では、カーリングトップチームが練習場所として使用している他、大会やリーグ戦、イベントなども開催されています。

エントランスホールから競技場を見学することもできるので、トップチームの練習を見たい人にもおすすめです。

もちろん一般利用OK
事前に予約すれば、インストラクターから指導を受けながらのカーリング体験が可能です。
用具のレンタルもあるので用具を持っていなくても大丈夫ですよ。

【施設情報】

名称:アルゴグラフィックス北見カーリングホール
住所:北見市柏陽町603-14
TEL:0157-57-6151
アクセス:JR柏陽から徒歩15分
営業時間: 10時~22時
料金: 1シート 一般:1400円、大学・高校生720円、中学生以下280円(それぞれ別途用具レンタル料120円、指導料2500円)
利用申込の方法:体験実施予定日の6ヶ月前から電話にて申し込みが可能。
※インストラクターによる指導を希望する場合は、実施予定日の2日前の17時までに申し込み。
HP:https://www.kitami-curlinghall.info/

カーリング体験時の持ち物や服装は?

カーリング体験をする場合、用具についてはどちらの施設にも貸し出しがあるので事前の用意は必要ありません。
ただ、氷上のスポーツですので、安全に楽しむためにも以下の服装でおこなうようにしましょう。

  • 暖かい上着
  • 動きやすいボトム
  • 手袋または軍手

 

北見市に来たらぜひカーリングを体験してみよう!

日本最大のカーリングの街、北見市。
オリンピックで一躍有名になったスポーツですが、日本国内ではまだまだマイナー競技なので普段なかなか体験することができませんよね。

北見のカーリング施設ではオリンピアンと同じ場所で体験ができるのに加え、運が良ければ貴重な練習風景を見ることも可能です。
まだまだ人気の冷めやらぬカーリング、北見市を訪れるなら、ぜひ一度体験してみてください。

カーリングにまつわるスポットを回るのもおすすめ


画像:あなたは「おもしろマガジン」

北見市には、実はカーリング施設以外にもカーリングにまつわるスポットがあることをご存じですか?

その一つが常呂町にある常呂神社」
ここには、世にも珍しいカーリングストーンストラップ付きおみくじ(500円)があります!


画像:産経フォト

カーリングをモチーフにしたミニストーンがかわいらしいですね!
赤と青以外にも黄色や緑色などカラーバリエーションも豊富です。

なぜカーリングのスポットになっているかというと、実はこの神社、日本代表のロコ・ソラーレの選手がオリンピック前に必勝祈願をして銅メダルを獲得したことから一躍有名になった場所なんだとか。
なるほど、必勝祈願で行くと御利益ありそうです。

ちなみに絵馬もカーリングストーン型だそうです。
ロコ・ソラーレの選手の絵馬も飾ってあるそうですよ!

神社自体は小さく目立たない場所にあるので、行くなら絶対に調べてからいくことをおすすめします♪

【施設情報】

名称:常呂神社
住所:北見市常呂町字常呂63番地

TEL:0152-54-2561
交通機関:栄浦市街から市内バス乗車常呂バスタ-ミナル下車徒歩15分

甘いものを食べるなら「カーリング焼き」が名物の「スイーツせぞん」へ!


画像:食べログ

常呂神社と同じく常呂町にある「スイーツせぞん」というケーキ屋さんで購入できるのが、カーリングをモチーフにした、その名も「カーリング焼き」


画像:食べログ

丸いシンプルなスポンジ生地の表面にアザラシとカーリングのイラストが浮かび上がっていて、とっても可愛らしいです。

スポンジ生地には、オホーツクの塩が効いたバタークリームがサンド。
スポンジの甘さと絶妙なハーモニーを醸し出していて、甘じょっぱさがとてもおいしいと評判です。

北見市の常呂町に来たらぜひ食べてみてほしい一品です。

ちなみに店舗はこじんまりとしていて、可愛らしい外観。
国道沿いにあるのですが、ぱっと見ケーキ屋さんに見えず見逃しやすいので行くときは注意してくださいね。

【施設情報】

名称:スイーツせぞん
住所:北見市常呂町常呂573-27

TEL:0152-63-2222
交通機関:JR石北本線北見駅からタクシーで1時間
HP:https://tabelog.com/hokkaido/A0110/A011003/1038526/

北見市へも出やすい遠軽町にワーケーション施設がOPEN

オホーツクでワーケーション!牧場に訪れて本場の美味しさを体験してみては?
2022年4月、オホーツクエリアの遠軽町に休暇と仕事を両立できるワーケーション施設が誕生しました。
北見市へも自動車で1時間半程度とそれほど離れていないので、普段は遠軽町で仕事をしながら休日は北見市へ足を伸ばしてカーリング体験、というのも楽しそうです。

リモートワークが普及した今、ワーケーションは新たな働き方の形として注目を集めています。
たまには都会の喧騒から離れ、自然に癒されながら仕事をしてみませんか?

ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
(運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之)