昨今のグローバル化によって世界中から安く大量に材料を仕入れることができるようになり、地元の材料を使う食品工場も少なくなってきました。
そんな中で地元の材料にこだわる、かまぼこ製造会社が紋別市にあります。
ここでは地元の魚をふんだんに使用した絶品のかまぼこを作っています。工場と一体になっている本店では、作り立てのかまぼこを味わうこともできるのです。
今回は、そんな長年愛されているかまぼこを作る「出塚水産」についてご紹介していきます。
【目次】
絶品かまぼこを作る出塚水産ってどんな会社？いつからあるの？
画像・引用元：さとちんのPlatinum Days
出塚水産は北海道紋別町で昭和年に創業した老舗企業で、その歴史は90年以上にもわたります。当時は創業者である出塚忠吉さんが一人で始め、2年後には3名の従業員を雇用して、今では紋別市の本店と新千歳空港に直営店を構えるほどになりました。
本店と直営店のどちらにも共通しているのは「あつあつの揚げたてのかまぼこが食べられる」ことです。
工場と一体になっている本店では、その工場で造られた出来立てのかまぼこを2Fのフリースペースで港を眺めながら楽しむことができます。新千歳空港の直営店では、店頭のフライヤーで揚げた出来立てのかまぼこを購入することができます。
揚げたてをその場で頬張るのは勿論のこと、お土産として持ち帰って自宅で楽しむのもオススメです。
出塚水産のかまぼこは他のかまぼこと何が違うの？
画像・引用元：MOMBEST by出塚水産
出塚水産のかまぼこは、材料にとてもこだわっています。
かまぼこに使用する魚は、主に地元産のスケソウダラなどの新鮮な魚を使用しています。アラスカ産のタラのすり身を使用する場合もあるとのことですが、最高級のSSAを漁船まで指定して購入しているのです。
帆立は北海道北見市に構える嶺田商店のものを使用していたり、野菜は地元の市場から直仕入れした新鮮な野菜を出塚水産の工場で毎日洗浄・裁断して使用していたり、かまぼこに必要不可欠なでんぷんは北海道十勝産のものを100％使用しています。
このように出塚水産のかまぼこは、とにかくその土地の食材を材料として使用することにこだわっており、これは自然豊富な北海道だからこそ成しえることなのです。
また、一言に「かまぼこ」と言っても原料となる魚の大きさがそれぞれ異なっていたり、製造時の気温や湿度が一定でなかったりすることで季節によってすり身の出来が大きく変わってきます。
この変化に柔軟に対応し、一定の品質に保つことも職人の腕の見せどころです！出塚水産のかまぼこは、その点においても一目置かれています。
全ての工程において先代から代々受け継がれてきた知恵と技術が詰まっており、今の味が成り立っているのです。
出塚水産のかまぼこは世界基準もクリアしている？
画像・引用元：北海道
皆さんは「HACCP」という衛生管理システムをご存じでしょうか？
この衛生管理システムは、元々アメリカのNASAが宇宙食の安全性を確保するために開発されたものなのですが、北海道では独自に「北海道HACCP」というシステムを推進しています。
出塚水産は、その北海道HACCPの8段階ある評価の内の最高ランクである評価8を獲得しているのです。
つまり、出塚水産は食品製造の安全基準をしっかりと維持しながら多くの食卓へ美味しいかまぼこを届けているということです！この評価を維持するのは並大抵の努力では成しえないことなので、企業努力の賜物だと言えますね。
出塚水産のかまぼこにはどんな種類がある？
出塚水産のかまぼこには大きく分けて「詰め合わせ」「揚げたて」「板つき」の3つの種類が存在します。
揚げたては購入したその場でアツアツのものを食べるのがおすすめですし、板つきは自宅で楽しむのも良し、詰め合わせは贈り物にも最適な一品です。
好みや用途によって選んでみると良いと思います。
出塚水産のかまぼこ ① 詰め合わせ
画像・引用元：MOMBEST by出塚水産
本来、和のイメージがあるかまぼこ。
ですが、出塚水産のかまぼこの詰め合わせ「NORTH MARINE DELI」は洋風に仕上げた今までとは全く違う新しい商品で、チーズやベーコンと合わせたかまぼこを揃えています。
和食との合わせは勿論のこと、ワインなどのおつまみとしても最適です。発売当初は新千歳空港での限定販売でしたが、人気も相まって本店でも購入できるようになりました。
これを目当てにお店に足を運ぶ方もいるほどです♪
また、人気の珍味シリーズや定番の板かまぼこ、蟹や雲丹を練りこんだバラエティ豊かな詰め合わせのセットも人気があります。
板かまぼこは冷蔵で15日程度、真空の包装品は30日程度持つので日持ちに関しても◎です。
出塚水産のかまぼこ ② 揚げたて
画像・引用元：MOMBEST by出塚水産
出塚水産のかまぼこは、店頭で揚げたてホヤホヤのアツアツかまぼこを食べることができます。
揚げて冷ました状態のもののセット販売も行っており、自宅の電子レンジなどで温めて食べることもできるので、「揚げたてをたくさん食べたいけど今はお腹がいっぱい…」という方でも安心です！
定番の魚介天から野菜天、さらにはチーズ天などバラエティ豊かなラインアップになっています。
出塚水産のかまぼこ ③ 板つき
画像・引用元：MOMBEST by 出塚水産
出塚水産の板つきかまぼこは、スタンダードな北海道産の新鮮なすり身を使ったものから、でんぷんの量を極力少なく仕上げた極み、さらには雲丹や帆立、蟹を練りこんだものや鮭や昆布を貼り付けたものまで様々な仕上がりの板つきかまぼこを取り揃えています。
また、お正月の鉄板でもある紅白のかまぼこと伊達巻のセットも展開しており、贈り物としても最高です。
その他にも、珍味のかまぼこやベーコン＆チーズなどの珍しい味付け、さつま揚げや浜焼きチーズちくわなども1つから購入することができます。
特に珍味シリーズは帆立やエビ、鮭、ズワイガニなど、他ではあまり見ない種類を展開しています。はじめての方も1つから試すことができるのでオススメです！
小腹が空いたときのストック用にいくつか購入してみてはいかがでしょうか。
出塚水産のかまぼこに店舗以外でも購入できる？
画像・引用元：MOMBEST by出塚水産
出塚水産のかまぼこは紋別市の本店と新千歳空港の直営店に他に、オンラインショップでも販売しています。そのため「中々北海道に足を運べないけど出塚水産のかまぼこが気になって仕方ない…！」という方にも購入していただけます。
注文を受けた日から1週間以内には発送予定とのことなので、楽しみが薄れる間もなく手元に届きますよ！
自宅にいながらでも出塚水産のかまぼこを楽しむことができるので、是非オンラインショップも活用してみてください。
出塚水産公式オンラインショップ
歴史ある出塚水産の絶品かまぼこをこの機会に楽しもう
画像・引用元：北海道じゃらん
昨今、食卓にかまぼこが出る機会もとても少なくなったかと思います。
特に若者のかまぼこ離れが深刻化する一方で、かまぼこはタンパク質を多く含んでおり、健康な身体づくりに欠かせないと言っても過言ではありません。
もちろん食べすぎは良くないですが、普段の食事のおかずとして一品加えてみると代り映えのしない食卓にも変化が出て良いと思います。
是非この機会に出塚水産のかまぼこを試してみてくださいね♪
2022年4月、遠軽町にワーケーション施設がNEW OPEN！
この春、北海道の遠軽町に新たにワーケーション施設がオープンすることになりました。
森の中に佇むワーケーション施設で、自然を楽しみながら仕事に取り組むことができる遠軽町ならではのワーケーション施設になっています。
美味しいコーヒーを楽しむことができる自家焙煎珈琲と森のお宿「森の暮らし」と温泉と隣接している「ワーケーションオフィスENGARU」の2つの拠点がありますので、その日の気分や目的地などに応じて足を運んでみてはいかがでしょうか？
是非、大自然の中に佇むワーケーション施設で休息と仕事の両方を両立してみてくださいね。
ワーケーション北海道遠軽町【森ではたらこう】ENGARU WORKCATION LIFE
（運営 DBX HLDGS株式会社 代表 壽永隆之）
